メタルシールは再利用できますか?
安全面から、また最適なシール性能を確保するため、再利用はお薦めしません。
標準リークレートはどのように決まりますか?
シールプロファイル、表面仕上げ、メッキ、荷重、嵌合フランジの状態など、多くの要素がリークレートに影響します。
弊社では
品質保証部で厳格なテストを行うことにより、リークレートを最小パーセントまで削減しています。例えば、弊社のメッキ仕上げのCシールでは10-8 cm3/s
He/mm circ.のリークレートを達成できます。
ボルト荷重はどのように計算できますか?
ボルト荷重はシールライン荷重、内部圧力、ジョイントのモーメント、追加される軸荷重およびジョイントたわみなど、多くの要素により変化します。
ボルト荷重を計算するには、T = (.2)df方程式を使用します。
T=トルク (ポンド)、d = 標準ボルト径 (インチ)、f=軸ボルト荷重 (ポンド) となります。
JETSEALはどのようなシールの取り扱いを推奨しますか?
全てのシールは各パッケージの中に入れておき、インストールするまで他のシールや各種表面との接触を避けてください。シール表面にダメージやキズが少しでもあると、シールの信頼性、耐久性および計算リークレートが損なわれます。
メッキ(特に銀、スズ、金メッキ)したシールを取り扱う場合、身体の油性分をシーリングラインへ移さないよう布製手袋を着用してください。
インストール箇所をきれいにし、嵌合表面に異物がないことを必ず確認してから、シールをジョイントにインストールします。
ノギスやマイクロメーターを使うためメッキ表面が損傷しやすい直接シール測定が必要な場合は、特に注意してください。
JETSEALはどのようなメッキ処理を推奨しますか?
弾力性あるメタルシールのシーリング能力は嵌合表面の粗さの影響を直接受けるため、ガスまたは液体シーリングアプリケーションでの表面の粗さは32
Ra以下をお薦めします。
嵌合表面はなるべく平坦で、平坦度はシールフリー高さの4%を越えないものとし、高度なシーリング荷重がかかった時にシールが表面にスコーリングやブリネリングを起こさないよう、硬度を注意深くコントロールしなければなりません。
弊社のエンジニアが、お客様と協力してアプリケーションに適切なメッキを選択いたします。
シールはどのように圧縮すべきですか?
フランジジョイントの場合、均等にシールを圧縮するため、星形を描くような順番でフランジボルトを絞めてください
弊社製品やメタルシールについてご質問がありますか?